Rp.シリーズ第15回目です。
このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
ゴールデンウイーク真っ只中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
この業界、ゴールデンウイーク?なにそれ?おいしいの?
な方も多数いらっしゃるこっと思いますが、、、それは置いておきましょう。
それでは今回の症例提示です。
痛風発作を起こした患者さんからの問い合わせの電話【症例提示編】
あなたの勤務する施設のかかりつけ患者さんから
痛風発作を起こしたとの問い合わせの電話です。
患者背景
55歳 男性 BW;72kg 身長;170cm CCR;155mL/min UA;8.7mg/dl
3年前に健康診断で高尿酸値を指摘され受診。痛風の診断が下り治療開始。
通院治療をするも、その間何度か痛風発作の経験あり。
受診間隔は不定期、服薬アドヒアランス評価も不良。
現在の処方
Rp.1.フェブリク(20)1T 1×nM 30Td
Rp.2.ボルタレン錠1T 1回1T 疼痛時 14回分
患者さんからの問い合わせの電話が入り話を聞いてみると
「先週からそろそろまじめに薬を飲もうと思って、
先生からもらった薬をしっかり飲んだら、痛風の発作が起きて痛くてしょうがない。
今、会社にいて病院からもらった薬を持ってなくて困ってるんだよ。
市販の薬なら救急箱に入っているものが3つあるけどこれじゃダメ?。」
1.バファリンA
2.リングルアイビー200
3.ロキソニンS
(市販薬は第1類医薬品含め患者さんご本人が購入してあったものとします)
という訴えがありました。
どのような指示を患者さんに伝えますか?
ぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)