Rp.シリーズ第16回目です。

このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。

 

新人の皆さんも少しずつ業務に慣れてきた頃でしょうか?
とはいえ振り返れば、まだスタートラインが真後ろに見えるポジション。
これから日々の努力を積み重ね、立派な先輩たちに
少しでも近づけるように共に励みましょう!

 

第16回目の症例は

50歳男性 身長170cm 体重78kg
3年前に健康診断にて
高血圧と糖尿病を指摘され通院開始
他に既往歴は無し。
処方は下記参照。
アドヒアランスは概ね良好で残薬は、ほぼ無し。

検査値等
HbA1c 7.6%
随時血糖 168mg/dl
家庭血圧 140台後半ー90前後

前回までの処方
Rp.1
アムロジピン錠5mg            1 錠
テルミサルタン錠20mg          1 錠
1日1回 朝食後
Rp.2
エクメット配合錠HD            2 錠
メトホルミン塩酸塩錠250mg       2 錠
1日2回 朝・夕食後
Rp.3
フォシーガ錠5mg             1 錠
1日1回 朝食後
.                 以上、全28日分

今回受診にてDr.より注射を導入してみようとの事で
オゼンピック皮下注2mgが追加になり、
以下の処方せんを持参し来局。

Rp.1
アムロジピン錠5mg            1 錠
テルミサルタン錠20mg          1 錠
1日1回 朝食後
Rp.2
エクメット配合錠HD            2 錠
メトホルミン塩酸塩錠250mg       2 錠
1日2回 朝・夕食後
Rp.3
フォシーガ錠5mg             1 錠
1日1回 朝食後
.                  Rp.1~3 28日分
Rp.4
オゼンピック皮下注2mg          1 キット
週1回 1回0.25mg
Rp.5
ペンニードルプラス(32G 4mm)       14本
(残った針は保管しておく様にご指導願います)

 

 

さてこの処方せんを受け取ったあなたは
どのように対応をしますか?
ぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)

カテゴリー: Rp.

ドパミン

胸を張って生きろ

1件のコメント

Rp.16 オゼンピックの導入【解答編】 – 薬剤師倫理学会 · 2025年6月8日 12:25

[…] Rp.16 オゼンピックの導入 【症例提示編】 […]

コメントは受け付けていません。