Rp.シリーズ第22回目です。

このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。

年の瀬も迫りつつある12月に入り年越しとなる処方日数の処方箋も増え
いつもより混雑して忙しいあなたの薬局に一人の患者さんが来局。
「いつもの薬局の薬剤師さんがインフルエンザで休業しちゃってさ。
こちらの薬局さんは家から少し離れてるから来たことないんです。
初めてでも大丈夫ですか?」
「ちょっと今時間が無くって、薬は後から受け取りに来ます。
アンケートとかもその時に記入するのでこれ(処方箋)だけお願いします。」
こんな感じで初回の患者さんが、処方箋だけ置いて行かれました。

処方元は、隣の市の脳神経外科クリニックさんで処方内容は以下の通り

65歳 男性
Rp. ゾルピデム錠5mg 1錠  1×朝食後  14日分

これを受け付けたあなたは・・・
「ありゃ?先生もお忙しいのね(笑)ゾルピデムが朝食後だ。
疑義照会の電話しなきゃね。」
となり、受話器を取り上げて・・・・。

症例提示編での状況説明はあえてここで止めておきます。
患者さんは新さんで背景情報や併用薬等の情報が一切無い状態なので
厳しい状況ですが、みなさんの知識や経験を総動員して推察してみて下さい。

それではぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)

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