Rp.シリーズ第18回目です。
このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
連日猛暑の中、学生さんたちは夏休み、社会人のみなさんは日々勤務の毎日
いかがおすごしでしょうか?
第18回目の症例は
「じんましんをOTCで対応後に受診した患者さん」
です。
それでは見ていきましょう。
28歳女性 既往歴・アレルギー歴も特記すべきものは無い。
併用薬、妊娠・授乳無し。
昨夜の入浴後、太ももにじんましんが出た。
いままでに、じんましんの経験はない。
とりあえず家にあった市販薬の「リンデロンVs軟膏®」を塗って様子をみた。
朝方にはだいぶ引いてよくなったが念のため皮膚科受診した。
先生からは
「お風呂のお湯というか温度による刺激でじんましんがでたかもしれません。
じんましんは初めてとの事なので内服薬と塗り薬を一週間処方して様子を見ましょう。
塗り薬は市販の軟膏と同じ成分のものを出します。
収まらないか再発するようなら再度受診してください。」
とのことでした。
処方されたのは
Rp.1 クラリチン錠 1回1錠 夕食後 7日分
Rp.2 リンデロンV軟膏 10g
. じんましんが出たとき 1日1~数回、適量を患部に塗布
でした。
みなさんはこの処方に対してどのように対応するでしょうか?
ぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)
1件のコメント
Rp.18 じんましんをOTCで対応後に受診した患者さん【解答編】 – 薬剤師倫理学会 · 2025年8月12日 13:30
[…] Rp.18 じんましんをOTCで対応後に受診した患者さん 【症例提示編】 […]
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