Rp.シリーズ第17回目です。
このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
今回は生まれて間もない新生児の症例です。
新生児というの見ているだけで癒やされるのですが
そんな事も言っていられないような雲行きみたいです・・・。
症例
日齢21の男児 Bw:3890g
症状:体温37.5℃、咳、哺乳量低下(通常時の50%未満)
にて本日(土曜)午前中に近医受診後、二次救急病院を紹介され受診(同日午後)
保護者より
「1週間前から咳をしていたが熱もなく
ミルクの飲みも良かったため経過を見ていた。
昨日から湿った咳をし始めミルクの飲みも悪くなった。
咳き込むと吐くこともあった。
近くの小児科を受診したらこちらの病院を紹介された。」
救急病院医師による検査・診断により下記の処方がなされた。
検査;RSV・hMPV陰性を確認。百日咳;検査試薬不足につき未実施。
Rp.1
ジスロマック小児用細粒100mg 40 mg
1日1回 夕食後 5日分
Rp.2
バクタ配合顆粒 0.4g
1日2回 朝・夕食後 5日分
今回の症例については
会員の方に限り
似たような症例に遭遇し、緊急で参考情報が欲しいという方は
事務局まで直接ご連絡ください。
個別に対応させていただきます。
処方を受けた薬剤師としてこの処方に対して
どのような対応を取るのが妥当か考察をしてください。
ぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)