Rp.シリーズ第14回目です。
このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
 後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
新年度も始まり新人さんも各職場に配属され新しい風が吹いている職場も多いかと思います。
 逆に、昨年度と変わらないという職場の方もいらっしゃるかもしれませんね。
それでは今回の症例提示です。
 心不全治療中患者の急性腰痛  【症例提示編】
65歳男性 慢性心不全(HFpEF)にて近医内科クリニックに通院中
 下記の定期服用処方がなされコントロールは良好
 Rp.1
 アムロジピンOD錠5mg    1T 1×nM
 フロセミド錠40mg      1T 1×nM
 バルサルタン錠40mg     1T 1×nM
 エソメプラゾールCap(10) 1T 1×nM
 上記 30Td
肝機能検査値は正常範囲
 腎機能はCcr 58.2ml/min
 慢性心不全以外の合併症は無し
 既往歴に喘息、消化性潰瘍等も無し
こちらの患者さんが整形外科(初診)の処方せんを持って来局
 昨日、部屋の模様替をしようとタンスを移動させた。
 その際に腰を痛めたので受診した。
 整形外科の医師からは
 「レントゲン上は骨に異常は見られませんでした。」
 「痛み止めの内服で2週間様子を見ましょう」
 「痛みがひどくなるか、1週間程度しても全く良くならないなら、途中で受診してください。」
 との話があったとのこと。
整形外科処方
Rp.1
 ロキソプロフェンNa錠   3T 3×N
 レバミピド錠       3T 3×N
 以上 14日分
皆さんならこちらの患者さんへどのような対応をするでしょうか?
 ぜひご高察をお聞かせください!
 (著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)
1件のコメント
Rp.14 心不全治療中の急性腰痛【回答編】 – 薬剤師倫理学会 · 2025年4月13日 09:18
[…] 心不全治療中患者の急性腰痛 【症例提示編】 […]
コメントは受け付けていません。